(株)リクルートが運営する転職サイト「リクナビNEXT」転職成功ノウハウに、粟野友樹が監修した記事「職務経歴書をコピペで作成することのデメリット|例文の正しい活用方法」が掲載されました。
職務経歴書をコピペで作成するのはNG?注意点と対処法を解説!
職務経歴書を“コピペ”で作る人が増えている?
最近、職務経歴書をテンプレートサイトやネット上の例文から「コピペ」して作成する人が増えています。忙しい中でも効率的に作成したいという意図は理解できますが、コピペによる書類は人事担当者にすぐ見抜かれ、あなたの熱意や個性が伝わらない原因になることもあります。
特に転職活動では「自分らしさ」や「応募先に合わせたアピール」が重要です。ありきたりな文言ばかりが並んだ職務経歴書は、かえって逆効果になりかねません。
コピペで作成した職務経歴書の“3つのデメリット”
【1】内容が薄く、印象に残らない
テンプレート文をコピペして作成された職務経歴書は、どうしても一般的な言い回しが多く、応募者の実力や個性が伝わりづらくなります。人事担当者は多くの応募書類を読みます。その中で印象に残るには、あなたならではの経験や言葉が必要です。自分の経験を自分の言葉で伝えることが、書類選考を突破するための第一歩です。
【2】応募先に合わない内容になりがち
コピペした文章は「誰にでも当てはまる」無難な内容になりやすく、応募する企業や職種とのマッチ度が下がってしまいます。たとえば営業職向けの表現をそのまま事務職に使ってしまうと、ミスマッチに見える可能性があります。企業ごとに求められる人材像は異なるため、職務経歴書もカスタマイズが必要です。
【3】“熱意”が伝わらず、コピペが見抜かれる
人事担当者は日々多くの応募書類に目を通しているため、コピペされた文章やテンプレート的な表現にはすぐに気づきます。それが「本気でこの会社に来たいと思っていないのでは?」という疑念を生み、選考にマイナスの影響を与えることがあります。あなたの転職に対する熱意を伝えるには、自分の言葉での表現が不可欠です。
では、どうすればいい?職務経歴書作成の3つのポイント
【1】過去の経験・実績を具体的に記載する
単に「営業を担当していました」ではなく、「新規開拓で前年比120%の成果を達成」など、数字やエピソードを交えて書くことで説得力が増します。具体的な成果や課題への対応など、あなた自身の経験を軸にしてアピールすることが重要です。
【2】応募先に合わせて内容をカスタマイズ
同じ経験でも、企業や職種によって伝え方を変える必要があります。たとえば、チームマネジメントをアピールする際も、ベンチャー企業ならスピード感を、老舗企業なら安定感や調整力を強調するのが効果的です。企業研究を十分に行い、それに合わせた構成にしましょう。
【3】テンプレートは“参考程度”に活用する
テンプレートや例文は文章構成の参考になりますが、それをそのまま使うのではなく、自分の言葉で表現し直すことが肝心です。構成や言い回しを参考にしつつ、自分のキャリアや想いに沿った文章にリライトするよう心がけましょう。
まとめ:自分の言葉で“伝わる”職務経歴書を作成しよう
転職活動において、職務経歴書はあなたの「顔」となる重要な書類です。コピペは確かに手間を減らせるかもしれませんが、そのぶん内容が薄くなり、あなたの魅力を伝えきれない可能性があります。応募先企業への理解と、自分自身のキャリアに対する振り返りをもとに、自分の言葉で丁寧に書くことを意識しましょう。
公開日:2025-04-02|更新日:2025-04-02

アドバイザー: 粟野友樹
組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント。大学・大学院で人材教育ファシリテーションを学び、GMOインターネットグループや外資系金融機関、パーソルキャリアを経て現職。これまでに約500人の転職成功を支援してきた経験を持つ。