このたび、「社長など経営層への転職は難しい?経営層への転職事例と実現へのポイント」という記事を、リクルートダイレクトスカウト ハイクラス転職コラムにて監修いたしました。
キャリア構築・転職支援のプロとして、経営層ポジションを目指す方とそれを採用する企業の双方に向けて、有益な視点をお届けしています。
掲載記事
- 媒体名:リクルートダイレクトスカウト ハイクラス転職コラム
- 記事タイトル:社長など経営層への転職は難しい?経営層への転職事例と実現へのポイント
- URL:https://directscout.recruit.co.jp/contents/article/5335/
記事のポイント
- 経営層(社長/CxO)ポジションへの転職が難しいと言われる理由として、「ポジション数の少なさ」「内部昇格の割合」「求められる経験・スキル・責任の重さ」が挙げられています。
- しかしながら、近年では「スタートアップ・ベンチャーの成長フェーズ」「事業承継/M&A後の経営リセット」「地方企業のIターン採用」といった場面で、社長やCxO未経験者にもチャンスが出てきています。
- その上で、経営層への転職実現に向けた準備として「改善・変革プロジェクトをリードする経験」「より大きな裁量を持つマネジメント」「新規事業立ち上げ/ゼロから1を生む経験」の3つが有効とされています。
粟野による補足(独自解説)
キャリアコンサルタントとして、また採用・組織人事支援を行う立場から補足いたします。
まず、個人のキャリア視点から言えば、経営層を目指す際には「将来のポジションで自分が何を変えられるか」を具体的に描き、今の職場でそれに向けた実績を積むことが鍵です。
特に“裁量を持つマネジメント経験”や“新規価値を創出した成果”は、経営判断力や変革推進力の証となります。
一方、企業・採用側の視点では、社長/CxO候補者に求められるのは「既存の枠を超えて事業をリードできる人材」です。
たとえば、既存事業の枠内で実績を残しているだけではなく、変化を捉え、新たな柱を創れるかが問われます。したがって、候補者として自らのキャリアの中で“既存を守る”のではなく“新しい地平を切り開く”経験を意識しておくことが、企業側へのアピールにつながります。
また、転職市場においては“出身業界・事業規模”に囚われすぎない柔軟さも重要です。
例えば、大手の部門責任者経験をベンチャー企業や成長企業で活かすケースも出てきており、スケールダウンを恐れず“役割/責任”を拡張できる環境を選ぶという戦略も有力です。
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