(株)リクルートが運営する転職サイト「リクルートダイレクトスカウト」に、粟野友樹が監修した記事「転職活動に疲れたら?気持ちを立て直す方法を「原因別」「年代別」に解説」が掲載されました。
転職活動に疲れたら?気持ちを立て直す方法を「原因別」「年代別」に解説
転職活動において「疲れた」と感じるのは自然なこと。この記事ではその原因を解き明かし、年代別に適した立て直し方を紹介します。心が折れそうなとき、この記事があなたの支えになりますように。
転職活動に疲れたときのサインとは?
転職活動はエネルギーを必要とするため、知らず知らずのうちに心身が疲弊することがあります。たとえば「やる気が出ない」「応募が怖い」「毎日不安」というような症状が出ていれば、それは明らかな疲労のサインです。特に、書類選考の不合格が続いたり、面接で手応えを感じられないといった経験は、自信を失わせます。この段階では、まず自分の状態に気づくことが何より大切です。無理に動き続けるのではなく、心と身体の声に耳を傾けることが重要です。
転職活動に疲れる原因とは?
自己否定感が強くなる
転職活動では自分を売り込む必要があるため、否定されるとそのまま自己否定感に結びつきがちです。面接で落ちるたびに「自分には価値がないのでは」と感じてしまう人も多いです。この思考が続くと、自信を失い、応募の意欲さえ湧かなくなってしまいます。自己否定感は疲労の最大の原因のひとつです。
ゴールが見えない
「いつ内定が出るかわからない」という不透明さも、精神的な消耗を加速させます。特に現職と並行して活動している人にとっては、時間とエネルギーの捻出が難しくなり、「終わりの見えないマラソン」のように感じてしまうこともあります。
比較による焦り
SNSなどで他人の成功体験を見てしまい、「自分だけ取り残されている」と感じることは珍しくありません。他人と比べることで焦燥感が強まり、本来のペースを崩す原因となります。こうした「他人軸」の思考もまた、疲れの一因です。
転職に疲れたときの立て直し方
活動を一時的に止めてみる
思い切って転職活動を1週間ストップするのも有効です。気分転換を行うことで、過度なプレッシャーから解放され、冷静に自分の状況を見直すことができます。たとえば、旅行に出かけたり、趣味に没頭する時間をつくるだけでも、リフレッシュ効果があります。
信頼できる人に相談する
一人で抱え込まず、家族や友人、あるいは転職エージェントなどのプロに相談することも大切です。第三者の視点を得ることで、自分では気づけなかった問題点が見えてくることもあります。孤独な戦いを終わらせることで、気持ちが一気に楽になります。
【年代別】転職活動の悩みと対処法
20代:経験不足と自信のなさ
20代はキャリアのスタート地点にいるため、「スキルが足りない」「自分には何もない」と感じやすい時期です。ですが、企業が求めるのはポテンシャルや人柄であることが多く、あまり自分を卑下する必要はありません。短期離職をした人も、正直にその理由を伝え、学びにつなげていることをアピールすればマイナスにはなりません。
30代:家庭やキャリアの板挟み
30代になると結婚や子育てなど、家庭との両立を意識する時期でもあり、「理想のキャリア」だけを追えないジレンマが生まれます。また、職場での責任も増え、転職には大きなリスクを感じる人も多いです。この世代では、将来の生活設計と転職理由を明確にしておくことで、ブレない軸が生まれます。
40代:経験豊富だからこそ難しい
40代は管理職経験など、豊富なキャリアを持つ一方で、「採用コストが高い」「扱いにくい」と思われがちです。企業側は即戦力やマネジメント力を期待していますが、柔軟性や謙虚さも重視しています。自分の経験を「過去の栄光」とせず、学ぶ姿勢を見せることが大切です。
疲れたときにこそ立ち止まろう
転職活動はマラソンのようなものです。無理を続ければ、いつか必ず息切れします。だからこそ、疲れたときに立ち止まって深呼吸することが、次の一歩への力になります。焦らず、自分のペースで進んでいきましょう。
公開日:2025-04-02 更新日:2025-04-02

アドバイザー: 粟野友樹
組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント。大学・大学院で人材教育ファシリテーションを学び、GMOインターネットグループや外資系金融機関、パーソルキャリアを経て現職。これまでに約500人の転職成功を支援してきた経験を持つ。