(株)リクルートが運営する「リクルートエージェント」転職成功ガイドに、粟野友樹が監修した記事「転職の年収アップ相場は?年収アップ転職を実現するためのポイントと注意点」が掲載されました。
転職の年収アップ相場は?年収アップ転職を実現するためのポイントと注意点
転職によって年収アップは可能?
転職を考える際、多くの人が「今より年収を上げたい」と望みます。実際、年収アップを目指して転職活動をする人は少なくありません。厚生労働省や転職サービス各社の調査によると、一定数の人が転職によって年収を上げている実態があります。しかし、全員が必ず年収アップできるわけではなく、職種や業界、転職タイミングによって結果は大きく変わります。そこで本記事では、転職で年収を上げるための考え方とポイントを詳しく解説します。
年収アップを目指す転職で成功する人・失敗する人の違い
成功する人の特徴
年収アップに成功する人は、自己分析がしっかりしており、自分の強みを明確に理解しています。加えて、企業研究を怠らず、業界や企業のニーズに合ったスキルを持っていることも共通点です。また、スキルや経験が年収にどのように結びつくかを把握し、面接でも説得力のあるアピールができる人が多い傾向にあります。
失敗する人の特徴
一方で、失敗する人には「現状の不満解消だけを目的にしている」「市場価値を理解していない」「準備不足」の傾向があります。たとえば、自分のスキルに対して相場よりも高い年収を求めすぎたり、転職理由がネガティブで面接時の印象が悪くなったりするケースです。転職活動においては、ポジティブな理由と戦略的な準備が不可欠です。
年収アップ転職のポイント①給与水準が高い業界・企業を選ぶ
業界によって給与水準は大きく異なります。たとえば「電気・ガス・水道業」「情報通信業」「金融・保険業」などは、平均年収が比較的高い業界として知られています。また、大手企業や外資系企業は報酬制度が整っており、成果に対して報酬が反映されやすい傾向にあります。求人を選ぶ際には、業界ごとの給与水準を事前に調べておくことが大切です。
年収アップ転職のポイント②成果重視の職種を検討する
職種選びも年収に大きく影響します。たとえば、営業職のようにインセンティブが支給される成果報酬型の職種では、実績次第で年収を大幅にアップさせることが可能です。また、コンサルタントやプロジェクトマネージャーなどの職種も、専門性と成果が評価されやすいため高年収を狙いやすい分野です。自分のスキルが活かせるかどうかも含めて、年収の上がりやすい職種を検討しましょう。
年収アップ転職のポイント③市場価値の高いスキルを習得する
転職市場で評価されるスキルを持っていることは、年収交渉を有利に進めるための大きな武器になります。特に、ITエンジニアやデータアナリスト、AI関連職などは慢性的な人材不足であり、スキルを持っている人材には高い報酬が提示されやすいです。プログラミング、英語、プロジェクトマネジメントなど、市場価値の高いスキルの習得を意識しましょう。
年収アップ転職の注意点
条件が良すぎる求人には注意
年収が高い求人の中には、ノルマが厳しかったり、業務負荷が大きかったりするものもあります。表面的な年収の高さだけで判断せず、業務内容や職場環境、働き方なども総合的に確認する必要があります。
転職回数が多いと不利になる可能性も
短期間での転職を繰り返していると、採用担当者から「すぐ辞めてしまうのでは」と懸念されることもあります。年収アップだけを目的にして転職を繰り返すのではなく、長期的にキャリアを築く視点を持つことが大切です。
まとめ
転職で年収アップを目指すには、業界・職種選び、スキル習得、そして徹底的な自己分析と企業研究がカギとなります。また、魅力的な条件だけに目を奪われず、自分のキャリアにとって本当にプラスになる転職かを見極めることが重要です。戦略的に準備を進め、年収アップを実現しましょう。
公開日:2025-04-02|更新日:2025-04-02

アドバイザー: 粟野友樹
組織人事コンサルティングSeguros 代表コンサルタント。大学・大学院で人材教育ファシリテーションを学び、GMOインターネットグループや外資系金融機関、パーソルキャリアを経て現職。これまでに約500人の転職成功を支援してきた経験を持つ。